昨日のニュースでやっていた『<辻井伸行さん>全盲のピアニスト、バン・クライバーン優勝 』、TVでやっていた彼の演奏シーン、そりゃあすごい集中力での演奏、ピアノ一音一音がとってもクリアーで研ぎ澄まされたような音だった。

今朝出がけにワイドショー見ていたら、彼のお父さんへのインタビューやっていたもので、つい観ていたら・・・息子さんのことで一番に印象に残っていことは?ということで・・・お父さんが語っていたのは『息子が高校生の頃に言った一言が忘れられない・・・・一日だけでいいから目がみえるようになってお母さんの顔がみたい、それができたら、もう次の日からは叉目が見えなくてもいい・・・って言われたことが、一番です』これ聞いて・・・思わず、朝っぱらから、泣けてしまう思いでした。

名古屋 設計事務所 デザイナーズ住宅ピアニストということで、BOSSの好きなジャズピアニスト、マッコイ・タイナー。最近買ったCD、『Fly with the wind / McCoy Tyner』の御紹介。

相も変わらず学生時代によく聞いていたLPの買い直し。

こういった感覚は、ある日突然「そう言えば、昔散々聞いたアノ曲、どんなんだっけ?」って思い出したら最後、気になって気になって、聞きたい気持ちが爆発して仕方がなくなる、あの感覚。

その曲を聴いていた頃の、情景やら当時考えていたこと、アノ娘に振られたなぁ〜、あそこで喰った○○旨かったなぁ〜。。。ってことまで思いださせてくれる、あの感覚。1977年当時、東京の大学に進学したての頃、吉祥寺あたりのJazz喫茶でしょっちゅうかかっていたアルバムです。

ジャズでありながら、前代未聞のストリングス・エネルギー炸裂アルバム。おまけに、バックで演奏するドラムスは、騒音ドラムの極みで、ロックとジャズの境目のようなポジションにいたビリー・コブハム。なにしろドンシャカうるさいドラマー。けれど、これがまた、当時のマッコイ・タイナーの鍵盤の上を疾走するようなプレイを煽っているようで、なかなかのモンだ。そんな、騒がしい演奏に、清涼感を与えてくれるのがヒューバート・ルイスのフルートとスピード感あるアレンジのストリングス。なんだか、ジャズ・クロスオーバーのごった煮のようなアルバム。当時、ジャズ喫茶で1日に数回もかかっていた大人気アルバムだった。

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