昨年末に竣工したHX-villaに、遥々オーストラリアから建築家の方々20人程、見学に来られました。

お陰様で皆さん大変興味深く御覧いただきました。

なにしろ、リアルな現代の日本の住宅で、京都のお寺のように”人が住んでいない文化遺産”と違い…、みなさん大変興味津々に御覧頂き、大層歓んでくださいました。

建築・図面ともに熱心に見ていたのが印象的でした。

今回の御縁を取り持ってくださいました、インバウンド専門の旅行会社の方のお話では・・・

東京では根津美術館・代々木国立競技場・東京ミッドタウンとか大きなプロジェクトばかり見ていたのですが、お客様の大半が一般住宅を専門にされている方でしたので、非常に興味部深かったとおっしゃっていました。家のサイズ自身は「オーストラリアでは普通」と言われました。広い国なので予想のつく感想でしたが。それよりも「仕上がりのていねいさ」「特に壁塗りのていねいさ」「和室障子のスライドのスムーズさ（コロもないのに）」「禅を思い出させる飛び石」「小さな庭などの季節感を味あわせる工夫」など、、、細かな点に感動されていたようです。

御案内した我々の方も、オーストラリアの建築家の方々と僅かな時間ではありましたが、大変楽しく有意義な時を過ごせてたことに大変感謝しております。

我々が常日頃の設計活動で、特に”力”を注いでいる「丁寧な仕上げ・丁寧な建築細部の収まり・廻りの自然環境と一体となった建築空間」などが、こちらから説明するまでもなく、オーストラリアの建築家の方々にもご理解頂けたことに大変嬉しく思います。

如何せん….BOSSもtabataも英語が話せずに、残念でした。今回は、事務所OGのideさんに、通訳役で手助けしてもらいました。

↓総勢20人程の前で、(日本語で）建築の説明をするBOSS

↓玄関庭にて（日本語で）説明するBOSS

↓図面を通して（英語で）やり取りをするアーキスタジオOGのideさん。

↓BOSSとOG ideさん

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