昨日、ito連れての打合せの帰り、街道沿いに新しい拉麺屋発見。いかにも最近の店舗らしい、お洒落で一見美味そうににみえそうな?店舗デザイン。itoは、いってみたそうな顔してが・・・BOSS曰く

「いいか、店構えばかり気にかけてる拉麺屋で、ウマイ店なし、っていうんだよぉ」

「考えてみぃ、店の見栄え気にかける暇とカネあれば、ちょっとでも美味しいモン創って、客を喜ばせるのが『職人』ってもんだ。例えば、巨泉だって慈庵だって、如水だってみ〜んな店構えにはカネかけとらん、だろう?それでもって巨泉や慈庵は、ひたすらウマイ拉麺追求しているだろう?あと、西区の消防署の横っちょの一徳、あそこも店せまくてキタナかったけど、エエ味だしとったぞぉ。」

っていう会話。ついでにもう一言(多い)BOSS・・・

「いいか、デザイナーの世界だって拉麺屋と一緒、『おれデザイナー』って顔して、ヒゲはやし、真っ黒い服着て、みてくればっか気にかけているヤツ、よぉ〜おるだろう?そうそう、ちょっと珍しそうな欧州車なんか乗っとるヤツ・・、ああいうのに限って、ロゴデザインにしてもチラシ頼んでもロクなプレゼン見せてくれたことないんやぁ。自分の見かけに精だすヒマあったら、ちゃんとしたモンつくれや!。モノつくりちゅうのはなぁ、エエモン創って、お客に喜んでもらってなんぼのモン、や。エエモンさえつくれりゃあ、見掛けなんか関係ないわぁ。そうだろう?例えば、安藤忠雄や伊藤豊雄みてみぃ・・・み〜んな、ダサイ格好しとるがなぁ、それでも彼らは、自信に満ちた顔つきでみんなが納得してしまう、こうジワ〜っとした雰囲気もっとるだろう??、おれらぁの業界だって同じだって・・・」
そしたら、察したito曰く、

『あ〜、このあいだ○○にきていた、□△×さんみたいなモンですねぇ〜』

そいで、BOSS

『お〜そうだ、あの人あの人・・・・カッコばっか・・・』

、、、、、、、これ以上同業者風情のこと言い出すと・・・波風たちそうなので止めときます。

 さて、昨日は事務所の備蓄食材も底をつき、面倒くさくなって、また皆で拉麺喰いに出かけた。ワタシャ(我が家でも)、基本的に外食する場合は「自分では創れない料理」を食すのを鉄則としている。フレンチやイタリアン、キッチンスギヤマのカニクリームコロッケ…etc.全て、自分ではつくれっこない次元のものを、外で食したいもんだ。拉麺なんて、あんな手間暇かけているものはとても自分の手には負えない。

 昨日のお店は、星ケ丘の「福 家」っていうところ。ラ王さんの評価では、結構良かったので期待・・・

 お店入って、テーブル席に座って、スタッフとああだこうだ、と品定め。mutsuは相変わらず「大盛り」を喰らうつもりらしい。BOSSは新規のお店では「大盛り」は避けることにしている←ウマイかどうか分からず、リスクがある。そんなこんなで、お店の若い子♂が注文聞きにくる。

『こちら、お水になります』

ん・・・???思わずBOSS、

『これ、水にきまっとる、がやぁ!』

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って、言い返してしまった・・・ゴメン。

最近あちこちで「最近の日本語オカシイ」って記事みかける。そのなかのひとつ、ファミレスなんかで

『こちら○○○になります』

ってやつだ。それにしても「こちらお水になります」はないだろう!そのあと、思わずBOSSひとりでハラ抱えて笑ってしまった。それ言うだっらせめて・・・・

『お水でございます』

だろう・・とはitoの弁。もっともだ。それにしても、たかが拉麺屋で、ただの水、「お水でございます」はないだろう・・・そう言ってくれりゃ、こっちだって「ハイハイ、どうもありがとう」ってことにはなる。

そんなやりとり、があって・・・お味の方は・・・まぁ書くのやめとく。

 帰り際、お代払って会社宛の領収書を「アーキスタジオです」って頼んだ。そしたら、先程の若い子♂が書いてくれた領収書は・・・

『アーキスタッジョ』

って書いてあって・・・またまた大笑い、楽しませてくれたラーメン屋さんだった。

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