美しい建築って・・・
2010年になって、はや一ヶ月近く、仕事の方もエンジンかかってきた昨今、慌ただしくはなってきました。
マラソンの方も、東京マラソンまで残り一ヶ月。体調管理には充分気をつけたいものです。このところ、若干体重が増↑ぎみで「体重58Kg・体脂肪率13〜14%(身長164.5cm)」、できれば体重を▲2kgの56kgで体脂肪率を11%ぐらいをキープしたいとは思ってはいますが・・・なかなか難しいモンです。
仕事の方は、この3月後半に竣工する現場監理が2件、新規着工した現場監理が2件、実施設計中の案件が1件也。その他、新規の計画設計が数件で、それぞれBOSS、スタッフと分担して、各々が無い知恵?振り絞ってひたすら図面とスケッチ描き続けています。
ウチの事務所では、スタッフにも計画設計任せています。基本的にはBOSSがスケッチ描いて、それをスタッフが清書する、ってことはあまりありません。スタッフが担当して、スタッフ自身が構想する物件には、ひたすらBOSSのチェック=口出しがはいりますが・・・。スタッフが考えてくれた、構想が(BOSSが考えるより)面白そう!であれば、スタッフおだてて焚きつけます。スタッフの構想がダサければ即座に没!です。スタッフの案が勝手に暴走する?ってことはありえません。スタッフが構想している案で、スタッフが悩んでいるようであれば「そこ、そ〜うしたければ、こういう風に収めてみたら?」とか「そんな構造じゃあ、予算オーバーじゃあ!」とか・・・BOSSはスタッフにアドバイス?(=文句)していきます。そいでもって、計画のプレゼンまとまる頃には、不思議とアーキスタジオらしいプレゼン案になっていきます。
いつもスタッフに言っていること・・・
美しい建築っていうのは、ディテールに無駄な手数かけない(=よりシンプルなディテール)。なによりもそのディテールにハッキリとした意志・意図がみてとれること。建築の収まりも、求められる機能をストレートにデザインとして表現することが大事だと思う。その意味では、建築も優れたプロダクトデザインもおんなじだ。数々のエレメントひとつひとつ、いかにくっきりスッキリ、シンプルに表現するかが肝。建築の収まりも、各々の機能がストレートにデザインに反映されているか? そういった部分を大切にした建築の収まりが『つよくてやさしい つかいやすくて 気持ちのよい建築につながる、と私は思っています。