現場監理・・・
もうすぐ9月も半ばだというのに、何故だかまだまだ暑い日が続く。おかげでマラソン練習も夜行走行ばかり、まだまだ日中には走る気になれん・・・。週末の今夜、頑張って夜間走行22.5km走ろう。
只今、現場監理が二件+新規着工が一件。
新規着工物件は只今着工準備中。今回itoが担当する住宅は、まことミニマルスタイル、半年後の完成が楽しみである。
こっちの現場は、躯体工事進行中。
あっっつ〜い中での現場作業は大変だ。
現場に立って、あぁだこぉだ、と現場チェックいれること約30分程度、でも汗がふきだして、ズボンの中まで汗ぐっしょりになってしまう・・・。今年の夏は、あまりの暑さでもって、現場進捗も若干遅れ気味の様子である。そりゃあそうだ、まるきりフライパン状態のコンクリートスラブの上で、灼(焼)けつく鋼材運んだり組み立てたりするのだから・・・30分おきには休憩いれないとアブナイ。
あっちの現場は、只今9月末竣工に向けて着々と仕上工事進行中。現場の諸々の施工方法・仕上材搭の検討課題も、ほぼ全て解決して、あとはひたすらキレイに施工してもらうのみ。ウチとしては、仕上精度の確認に走り回る・・・時には、アタマに血がのぼってしまうこともあったりする、が・・・現場監督のAb君が事前、事前に「実わぁ…」っていう相談があって、すぐに対処・打つべき手は打てていて、日々穏やかだ。やはり何事につけ「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が大事である。
現場監督からあ「実わぁ…」って電話があったりする分は、気分よろしくないに決まっている、が、一番キレそうになるのが・・・現場監督が問題に気付かず、そのまま造っていってしまう時、そんな時には爆発してしまう。今から思えば、昔はよくあったが、最近は少なくなってきたようだ。こっちも歳喰った分だけ大人しくなってしまったのか、それとも経験重ねたおかげなのか・・・。今は昔に比べたら、問題になりそうなヶ所、事前事前に察知し手が打てるようになってきたとも思う。
わたしゃ、一応昔っから、どんな工務店さんが施工しようとも、絶対某スーパーゼネコン並の施工クォリティになるように監理するぞぉ!っていうつもりで現場に臨んでいる。昨年は、その某スーパーゼネコンさんと一緒に仕事させてもらう機会があって、あらためて彼らから施工上の厳格なクォリティ管理の方法や取り組み姿勢などを学ぶ機会があって大変勉強になった。
まぁ、こちとら齢51になってしもうた。現場監理ちゅうモンは、経験も大事だが、一番大切なことは、クォリティ管理に対して、厳格な姿勢で臨むこと。世の中では、次から次へと新工法・新技術が開発されている。それと同じように、新たに発生する建築現場での諸問題・クレームも増え続けているし、それに呼応してJASS規格やら○○建築仕様書やらも厳格になる一方だ。それらをちゃんと知識吸収して、新に自分の設計〜現場監理に活かしていかなければならない、っていうことです。